鉄道ネタはカネになる!?
がめ@広州さんのココログでも紹介されていましたが 、NHKで「列島縦断12,000kmの旅」という番組が始まりました。稚内から肥前山口まで最長片道切符を使って旅行する様子を毎日ナマ中継するそうです。
いくらBSハイビジョンとはいえ、こんな番組が成立するのかなと思うんですが、メディアでは最近、鉄道や汽車旅をテーマとした記事や番組がやたらと増えているんですね。たとえば、きょう(5月9日)の11:00AM、NHK総合の「日曜スタジオパーク」とBS2の「だんちの達人」という番組が両方とも鉄道特集だったりします。前者(レポーターは大場久美子)は観られなかったけど、後者には「愛読書は時刻表」という男性が出ていました。視聴料を徴収する天下の公共放送、皆様のNHKが、同時に2つの電波を使って全国放送するくらいですから、いまや「鉄道ファン」は「王者の趣味者」としてわが世の春を謳歌する時代となったといえるでしょう。間違っても「暗い」「不気味」などと差別したりしないように・・・。
まあ、高齢化社会が進展して、キーワードは「ゆったり」「のんびり」じゃろ~ということで、エルダーマーケットにメディアや企業が群がっているというのが実体だと思うんですよね。
でもね、鉄道を楽しむって、そう簡単じゃないんだよね。健康・財力・家族の理解という条件をクリア(あるいは犠牲に)しなけりゃならないし、なにより豊かな教養と知識が必要です。
好きじゃない人はいくらがんばっても好きになれないのが鉄道で、努力だけでなく「才能」が必要だと思います。関口宏のムスコにそれができるかな。
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